「どうしても合わない人がいる」
「生きづらくてつらい」
「変な人ばかり引き寄せる」
そんな方に読んでほしい本です。
「幸福のための人間のレベル論」はあなたが生きづらさを軽減し、いまより幸せになれる方法を教えてくれます。
リベラルアーツ大学の両学長(@freelife_blog)おすすめの書籍です!
前半の記事はこちらです。
幸福のための人間のレベル論
幸福のための人間のレベル論
この本によると、人間は4つのステージと9つのフィールドに分類されます。
上位フィールドほど幸せを感じやすく、下位フィールドほど幸せを感じづらいとのこと。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
「気づいてないステージ」から「気づいてるステージ」へ
幸福のための人間のレベル論
人口の8割を占める「人でなし&気づいていないステージ」から人口の2割しかいない「気づいている&悟りステージ」へいくにはどうすれば良いのでしょう。
「気づいてる」ステージへ行く必須条件:客観的思考
結論からいいますと、「人でなし&気づいていないステージ」から「気づいている&悟りステージ」へいくには“客観的思考をもつこと”といえそうです。
さまざまな自己啓発本で客観的思考を持つようにと言います。例えば、
「抽象化をしよう」
「一歩下がって見てみよう」
「幽体離脱をしたように自分や状況を上から見つめてみよう」
など、ぜんぶ主観から客観への切り替えです。
「気づいてない」8割、「気づいてる」2割のちがい
「気づいてない」特徴:主観でものごとを見る
気づいていないステージの人は自分の視点からしかものごとを見ることができません。
同じものごとでも見方がたくさんあることを気付くことができず結果として以下のような特徴が挙げられます。
次に、気づいてるステージです。
「気づいてる」特徴:客観的にものごとを見れる
反対に上位2割の「気づいてる」人たちは習慣的に客観的思考ができます。
「気づいていない」人たちと全く違う考え方ができるのです。
全てが対比してることが分かるね。
これではお互いに話が合わない、親密な関係が築けないというのも納得です。
「気づいてない」:主観で見る | 「気づいてる」:客観で見る | |
自分のことがわかっていない 感情論が多い 承認欲求が強い 現実から目を背ける ないものねだり 自分は不幸だと思っている 人と状況をコントロールしようとする | ↔︎ | 自分のことがわかってる 合理的・哲学的思考ができる ギブ精神で先に与える 現実をしっかり見ている 自分にないもの、できない事を知ってる 自分は幸せと言い切れる 全て自己責任と知ってる |
「気づいてる」ステージへの道のり
☑️気づいてるステージになるには自分を知ること。
「気づいてる」ステージへのプロセス
・自分に「ないもの」と「悪いところ」を自覚し受け入れる
・ ふさわしい言動を習慣になるまで積み重ねる
・ 自己肯定感を高める
☑️ 自分に「ないもの」と「悪いところ」を自覚し受け入れる
人ってないものねだりだし、悪いところは蓋をする。なかなかありのままの自分を受け入れません。
しかし、自分のことをしっかりと知らない限りはレベルアップは望めません。
【ポケモンに例えるなら】
オーキド博士からもらったあなたのポケモンがヒトカゲだとしましょう。ヒトカゲなら”炎の技”を覚えさせて、なるべく”草ポケモン”と戦わせますよね。”水ポケモン”と戦わせるのは避けるはず。
ここで、ヒトカゲをわざわざ”電気ショック”を覚えさせて”水ポケモン”と戦わせることなんてしません。ポケモンかどんな特性を持つかで戦い方や鍛え方も変わりますよね。でも、現実には自分がヒトカゲと知らずに必死に”電気ショック”を覚えたり、ゼニガメにばかり戦いを挑む人がたくさんいるんです。
ないものはないんです。人気者のピカチュウをマネてばかりいないで、あなたの炎を燃やすことが大切です!(い、いいこと言った、、!)
ワンピース
☑️ ふさわしい言動を習慣になるまで積み重ねる
勘違いしてはいけないのが、考え方が変わった時点では何も変わっていません。
考え方を知ったうえで行動や習慣として身につける必要があります。
例えば、バスケットボールのルールを学び、3ポイントシュートのコツを熟知した時点ではバスケができるとはいえませんよね?実際にゲームに参加して経験を積み重ねて「できる」まで練習をしなければいけません。
「理解したから今日からネコだ♪」というほど甘い話ではないということです。
長らくチワワ(10代〜20代)だった私。今は「気づいてる」ステージに”気づいた”ハリネズミあたりかな〜と自分を考察。レベルアップへの道のりはまだまだ長い…!
☑️自己肯定感を高める
■自己肯定感が上がる行動
◎ 「ワクワクすること」→行動→人の評価「すごいね!」
ワクワクから始めた行動は満足感高いです。
人の評価は後からついてくるものになります。
人の評価が先行し、自己肯定感が下がる行動
×人の評価「すごいね!」(と思われたい)→行動→更なる評価が欲しい
人の評価から行動しても心は満たされません。
■自己肯定感が下がる行動
×人の評価「すごいね!」(と思われたい)→行動→更なる評価が欲しい
人の評価から行動しても心は満たされません。
「すごい人・成功者と思われたい」
「こんな大きな家に住むなんてと羨ましがられたい」
「かっこいい車を乗る自分を見て欲しい」
いまの行動や選択を掘り下げていくとこんな承認欲求が出てくるのでは?
自分を知る手がかりとしてたくさんの質問項目が本書にはあります。
気になる方はぜひ続きを本書でお楽しみください。
「ねこ」→「ライオン」フィールドへ
ライオンフィールドへ上がるためには、承認欲求を手放し、相手に関心を寄せることが大切です。
たしかに「人間できてるわあ〜」って人と話すと主語がいつも「あなた」なんですよね。見習います!
ライオンフィールドまで上がったら気をつけること
①調子に乗らない
②感謝を忘れない
③とにかく与える
④やるべきことをやり続ける
「気づいてる」→「悟り」ステージ
ここまでくると遠い世界のことに感じる…
「やりたいこと」×「できること」×「人の役に立つこと」
・自分の存在がお大勢の人の勇気や希望になっている
・自分の技術や知識が大勢の人の役に立っている
・人格者であること
やっぱり両学長はペガサスだな!(2度目)
ペガサス→釈迦フィールドへ行くために
まとめ
いかがでしたでしょうか。
きっとあなたの周りにも当てはまる人がいたはず。
「あの人はうさぎだな」とか「私の憧れのライオン(@freelife_blog)はペガサスだな(ややこしい)」とか。
私は、この本を読んで感じたのは「自分が変われば世界が変わる」の本質を見たような気がします。
例えば、前記事での「気づいていない」ステージが「人でなし」ステージに搾取されやすいという状況。(暴力、ビジネス、宗教等)
この場合、「人でなし」に変わってもらうことを期待しても意味がありません。
さっさと自分がステージアップして「気づいている」ステージにいけばいいんです。
自分のフィールドがレベルアップしたら、「人でなし」の標的にされることはありませんし、まわりの人間関係も変わっていきます。
自分が「ネコ」になれば周りにきっと「ネコ」が集まる。自分が「ライオン」になれば「ライオン」とも仲良くなる。「けだもの」が入ってくる余地なし。
自分が変われば世界は変わる!
自分がレベルアップすれば気の合う人も環境も変わる!
相手は変えられない!変えられるのは自分の現在と未来のフィールドのみ!
周囲が変わることを期待するより先に自分が変わることから始めませんか?私はそうします!
読んでいただきありがとうございました。