
念願かなって看護師になれたのにすでに辞めたい新人ナースさん、いらっしゃい。
あなただけじゃありません、新人看護師には悩みやすい理由があります。
新人看護師が心を病むのには理由があった!
ほとんどの人は看護学校を卒業したら教育体制が整った大きな病院に勤めますよね。
看護学校では知識を学びますが、実践を学ぶのはやはり看護師になってからです。
しかし、大きな病院ほど激務なのも事実。
そんな総合病院や大学病院での悩みを見ていきましょう。
理由① 残業ありきの仕事量
朝の情報収集は仕事が始まる前から行います。
新人時代は情報収集にも時間がかかるため1時間前に来るなんてザラにあります。
さらに夕方は定時に上がれることは滅多にありません。
昼休みもまともに取れないなんてことも。
理由② 人間関係
看護師はストレスフルなお仕事。
だからこそ医療現場はピリピリと雰囲気が悪くなりがちです。
長くいるだけなのに偉そうなお局さんや、仕事も任されるようになり調子に乗り出す4年目あたりの先輩。
看護師として働くには人間関係の悩みは尽きません。
理由③ 生活リズムが乱れる
看護師は夜勤がありますよね。
本来寝るはずの時間帯に起きているのは思っている以上に体に負担がかかっています。
生活リズムが乱れるとホルモンバランスも崩れて心のバランスも保てなくなりがちです。
理由④ 責任の重さ
医療現場じゃ1回のミスが命取り。本当の意味での命取り。
一瞬たりとも気を抜けない現場だからこそ心も体も疲れ切ってしまう人が多いです。
社会人看護師だとさらに心を病む理由
さらに社会人看護師は現役生よりも辞めたくなる理由が多いんです。
理由① 前職とのギャップ
社会を経験しているからこそ看護師になったときに感じるひずみってあると思います。
社会人看護師の私から見て、看護師の世界ってどこか閉鎖的で時代遅れなところを感じずにはいられませんでした。
発言権のない新人時代はちょっとツラいかも。
理由② いじめの的になりやすい
ストレスフルな看護師の環境にいじめはつきもの。
その中でも少数派の社会人は何かと目をつけられやすいです。
理由③ 若い頃に比べて覚えが悪い
これは個人差がありますがやはり大きい障壁です笑。
看護学校でも覚えることは多くありましたが、看護師になってから臨床現場で覚えることも山ほどあります。毎日勉強の日々が続きます。
理由④ 若さで乗り切る年齢じゃなくなっている
これも個人差はあるかと思いますが笑。
日々の勉強や追われる業務、慣れない夜勤はピチピチの現役生なら気合いで乗り越えられたとしても、社会人看護師は年齢を重ねたぶん難しいかもしれません。
理由⑤ 先輩が年下
これは看護師になる前から分かっていることではありますが、理解することと実感するのは話が別でした。
優しい先輩ならいいのですが、いびってくるような先輩が年下だったときにはもう耐えるに耐えられません。笑
さいごに
いかがでしたでしょうか。
念願かなって看護師になってはみたものの「辞めたい」と悩む人はたくさんいらっしゃいます。あなただけではありません。
環境を変えれば解決することもあります。選択肢はたくさんあります。
ひとりで抱え込まないでくださいね。