人生は選択の連続である
人は実に1日に70回の選択をしているといいます!
あのとき正しい選択をしていればよかった!と後悔する人は多いですよね。
しかし、世の中に100%「正しい選択」はありません。
なぜなら未来がどうなるか誰にもわからないからです。
私たちは正しい選択ではなくて「後悔しない選択」をすることが大切です!
本の紹介
著者名:メンタリストDaiGo
出版社:西東社
出版日:2018/12/10
頁 数:258ページ
評 価:[star-list number=4] 4
DaiGoさんの著書累計は200万部を突破!
現在Youtube、ニコニコ動画、大学教授、企業顧問等幅広く活躍されています。
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3つの前提条件
まず初めに、「後悔しない選択」における3つの前提条件を確認しましょう。
1. 正しい選択はこの世に存在しない
日々の選択には、学校の教育のような正解がありません。
私たちは「正しい選択」ではなく「後悔しない選択」をすることが大切なのです!
2. 現在の成功=「正しい選択の結果」ではない
人は一度成功すると、同じ方法を選んでしまいがち。
しかし、成功の要因は複雑で、たくさん。何が寄与しているかわかりづらいです。
過去に囚われず合理的な判断をしましょう!
3. 選択肢が多ければ良いわけではない
選択肢が多いほど良いように思えますがそれは大きな間違い。
選択肢が多いと人は判断が鈍ることを理解しましょう!
後悔しない選択術とは
人は1日のうち思っている以上に選択をする場面があります。
ランチは何を食べるか、飲み会に参加するか、上司からの仕事を引き受けるか、など。
① 後悔しない「選択」意思決定スタイル
意思決定のスタイルは大きく分けて5種類あるといいます。
ランチの決め方を例にとって見てみましょう。
2)直感的スタイル 34.4%「朝からカレーの気分だからカレー!」
3)依存的スタイル 8.6%「みんなが決めたのでいいよ」
4)回避的スタイル 22.5%「蕎麦もいいけどカレーもいいね」
5)自発的スタイル 3.3%「決まらないからいつもの定食屋にしよう」
ちなみに私は(2)の直感的スタイル!
感情で選び、都合の良い理由ばかり見つけては満足するそう…
② 後悔しない「結果」の受け止め方
選択に対する受け止め方は大きく分けて2種類です。
結果に完璧を求める完璧主義タイプ
2)サティスファイザー
ある程度の結果で満足するタイプ
同じ選択をしても結果の受け止め方で満足感は変わります。
選択した結果に対して満足感を見いだせる能力を養いましょう!
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② サティスファイザー
こそが最強!なのか!
【準備編】後悔しない選択
合理的スタイルに近づく準備編を抜粋しました!
準備① 長期的に考える
たった今の欲望に動かされて選択をしないように長期的に考えてみましょう。
この選択をしたらどうなるか、10分後・10ヶ月後・10年後で考えます。
例えば、目の前に大好きなチョコレートケーキがあるとします。
そこで欲望のまま食べることをせず「待った!」をかけるのです。
10分後:食べた幸福感を得るとともに罪悪感を感じる
10月後:「今日だけはいっか」の連続で罪悪感と脂肪を蓄える
10年後:不健康。糖尿病予備軍となりケーキが食べられなくなる
続きましてケーキを食べなかった私を想像してみます。
10分後:ケーキに心残りはあるも自己肯定感が少し高まる
10月後:お菓子を食べる習慣はなくなる。脂肪もつかない
10年後:健康的でスリム。たまに美味しくケーキをいただく
こう考えていけば健康でいたい気持ちが勝ってケーキを食べずに済みそうですね!
準備② 客観性を保つ
人は選択をするときに、楽観的で自信過剰になりやすいといいます。
そんなときは自分以外の人の意見をたくさん聞くことが大切です。
自分と年齢や立場が違う人の意見を聞いてみたり、SNSの投票機能でアンケートをとってみたりするといいでしょう。
感情で決めてしまいがちな人は客観性に欠けていることが多いのでとても有効です!
後悔を減らすにトレーニング法!
本書には後悔を招きやすい5つの心理が紹介されています。
❶ 感情バイアス:その時々の気分で選択に影響を及ぼす
❷ プロジェクションバイアス:「ずっとこのまま同じ日々が続くだろう」
❸ サンクコストバイアス:「出したお金分の元をとってやろう」
❹ 正常性バイアス:「自分だけは大丈夫」
❺ メモリーバイアス:「この人と会うと嫌なことがきっとまた起こるだろう」
このバイアスにかからないためのトレーニング方法は以下の通りです。
① 瞑想と外国語習得で感情知性UP
感情をコントロールする方法でとても有効なのは「瞑想」です。
瞑想は緊張や不安、ストレスを客観視できるようになり感情をコントロールすることに優れています。
外国語は習得すると新たな感情表現の方法を手に入れることで客観的な視点が身につくんだとか。
② 1日再構成法で自分の後悔しない選択を知る
1日の日記を書いて期待感と満足度に対して10段階評価を書きます。
2ヶ月ほど続けていると自分にとって後悔しない選択と後悔する選択が見えてくるそう。
「ジムに行く」行く前の面倒くささから期待感3、でもやった後の爽快感が満足度7、その後の仕事の効率が良くなり満足度8。
→ジムに行く前はつらくても行こう
「社長さんに会う」期待感8で楽しみに行ったけど、自慢話を散々聞かされた挙句、パフォーマンスまでさせられた満足度1。
→次からは誘われても行かないでおこう
③ 勝ち抜きトーナメント方式で2択で選んでいく
前述したように選択肢が複数あると人は選べなくなります。
だから2択を選び、トーナメント方式でひとつずつ選択肢を潰していきます。
④ あえて空腹にする
人は空腹時のほうが判断力が上がります。
ランチ後は眠たくなりますよね?ほどよい空腹状態で選択力を高められます。
価値観ノートをつくる
自分にとって何が大切かを見失った時に私たちは後悔する選択をしてしまいがち。
自分は人生で何を大切にしているかを書き出しましょう。
「100歳になっても健康でいる」→「運動する」「お菓子を食べすぎない」「適正体重の維持」
「自由人ノマドになる」→「稼ぐ力を身につけよう」「浪費しないでおこう」
「将来犬を飼う」→「犬好きな人と付き合おう」
などなど。
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まとめ
後悔しない選択をするためには
② 結果に満足感を得られるようになること
この2点が大切です。
1日70回の人生を変える選択をしているあなた。
後悔しない選択をできるように精進しましょう!
後悔しない選択をしよう(ケーキを食べないでおこう)