「人生を激変させたい」
「用意周到になりすぎて行動に移せない」
「本業に副業にプライベート、、時間が足りないよ」
そんな方にぜひおすすめしたい一冊がこちら。
「仕事と人生を激変させるなら99.9%をアウトプットを先にしなさい」
アウトプットってとても大切。インプットしたらアウトプットしようとみんな口を揃えていうことでしょう。
しかし、この本はアウトプット→インプットの順番を勧めています!
アウトプットを先にするってどういうことなのでしょうか?
本の紹介
「仕事と人生を激変させるなら99.9%をアウトプットを先にしなさい」
著者:金川 顕教(かながわあきのり)
初版:2019年1月29日
発行:SBクリエイティブ株式会社
「PDCA」はもう古い?準備よりまず行動
日本人はとても用意周到です。
何かを始めるときにしっかりと下調べや準備に時間をかける人は多いでしょう。
これだと取り掛かるのに時間がかかってしまいますし、
なんなら準備だけして実行に移さない人って多いのでは?
経営の本をたくさん読んで勉強して入るけど起業はいまだにできていません、みたいな。
これからは「iOIF」にしよう
アウトプットといえば、インプットした情報を定着させるために行いますよね。
聞いたり見たりした情報(インプット)を書いたり話したりすること(アウトプット)が一般的でしょう。
しかし何かを始めるときや学ぶときにアウトプットを先にしちゃおうよというのが本書のテーマになっています。
でも、知識が全くのゼロでは難しいので少ーしインプットしてからアウトプットをする「iOIF」をしましょう!!!
↓
O(アウトプット)
↓
I(インプット)
↓
F(フィードバック)
「伝える」から始めるアウトプットファースト
インプットした知識は書いたり話したりして、他者に「伝える」ことで初めて結果となります。
読書だけで終わるのは何の意味もなさないゼロプット。
スモールインプットをしたらすぐさま人に伝えるアウトプットを行いましょう。
相手を動かすアウトプット4ステップ
- ①伝える
- ②伝わる
- ③相手の心が変わる
④相手の行動が変わる
2W1Hで人の心を動かす
よく人に伝えるには5W1Hを明確にと言いますが、なかなかぜんぶ意識するのって難しいですよね。
そこで大切な2W1Hを押さえておきましょう!
「What」「why」「How」
最速で結果を出すにはこれで十分。
何をどうやって解決するかをつらつら話すだけでは聞き手は聞く姿勢になれません。
Howを話しすぎても人は動かないからです。
そこでWhy を明確化すると良いでしょう。
例えば、英単語を習得する方法だけを語り尽くすよりも、
英単語を習得するとなぜいいのかメリットを提示できれば納得した人が聞く耳を持ってくれるのです。
「単語を覚えると脳が若返りますよ」
「単語を覚えれば一流になれますよ」
Why で相手の興味を引き出しましょう。
経験の量をこなす
何でも一流になるには1万時間必要と言われます。
これはインプットの時間を含みません。
アウトプットに1万時間かける必要があるのです。
伝えることが苦手な人は、伝えることにかけた時間が少ないから。
ひたすら量をこなしていきましょう。
人脈づくりも自ら行動するアウトプットファースト
たった1人で成功する人はいません。
仲間や人脈があってこそ真の成功を手に入れることができます。
ここで、ただ名刺交換をしてお知り合いになるだけでは何の効果もありません。
人脈の獲得もまた自ら行動していくアウトプットファースト。
人脈には3種類ある
自分より優秀な「人財」
自分と同じような「人材」
自分にとって意味を持ち合わせない「人罪」
おもしろい表現ですね。
人は同じような人のところに集まります。
自分も人財に近づけるように努力しましょう。
CAN思考よりWANT思考
もし、あなたが人脈を広げたいというのなら異業種交流会に行って何枚もの名刺を交換するのではなく、
会いたい人にすぐに会いに行きましょう。
会える人より会いたい人。
canよりwantを選びましょう。
「知り合い」でなく「人脈」にする
会いたい人と知り合っただけではただのインプット。
人脈として長い付き合いに繋げることをアウトプットと考えましょう。
繋がりを持ち続けるには相手からもらうばかりではいけません。
自分自身も会いたいと思ってもらい、
相手にとっての人財になる必要があるのです。
貯めるより使うお金のアウトプットファースト
お金の面から考えると、貯めることがインプット、使うことがアウトプットといえるでしょう。
ここでもまたアウトプットを先にしようといいます。
アウトプットが先ならお金も先に投資しようというのがおもしろいところ。
自己投資が何よりも強い
投資をするというと株や不動産を思い浮かべる人は多いと思いますが、投資の神様といわれるウォーレンバフェットでも年利20%といわれています。
格段に収入を上げていくのであれば、
自己投資をして営業成績をあげたり、副業したり、今より良い会社に転職すれば大きなリターンが得られるでしょう。
あなたの収入は住所が決める
あえて高いものを体験することも大切です。
人は環境に大きく影響を受けますから、自分にとってちょうどいいところにいてもちょうどいいままで終わってしまうんですよね。
著者は最上階が150万円、最下階が10万っていうタワマンに住むことを推奨しています。
一流の人と毎日顔を合わせることで、
やる気がみなぎりモチベーションにつながるんだとか。
今はタワマンの最上階に住んでるというんだから驚きですね!
見た目のアウトプットファーストは結果が秒速
ファッションを意識する人としない人では生涯年収が3000万円違う
これは「PRESIDENT」の記事にあった言葉だそうです。
見た目というアウトプットを意識すれば年収は上がるんですね。
第一印象を決めるのも視覚情報が過半数を占めます。
●清潔感のある人
●アイロンがかけられた綺麗なスーツ
●TPOをわきまえた正装
こんな人に好印象を持つのはなんとなく想像もできますよね。
営業マンなんかは必須スキルとも言えそうですね。
見た目を変えると言うのは即効性があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
インプットより先にアウトプットをすれば成功までのスピードも速くなりそうですね。
悩むより先にまずは行動あるのみです。
見切り発車でもいいからとりあえず進んでみたら想像以上の成果が手に入りそうですね!
さあ、あなたはどう活用する?