「とりあえず3年」とはいうけどもう限界。辞めたい…
そんな方にオススメの記事です。
厚生労働省の最新データによると、
看護師を含む「医療・福祉」業界の新卒3年以内の離職率はとても高いです。
看護師の離職率は高い
新卒3年以内の看護師の離職率はとても高いです。
下記の表は産業別の新卒3年以内離職率です。
看護師含む「医療・福祉」の離職率は38.4%で全体の第5位となります。
平均離職率は32.8%ですので平均より高いです。
出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(平成29年3月卒業者の状況)」参照
社会人看護師の離職率はもっと高い
この離職率は現役生を含む全体値。
社会人看護師についてはどうでしょうか?
私のまわりの人たちを見てみると社会人看護師の新卒3年以内の離職率はもっと多いように感じます。
社会人看護師の半数弱が3年以内にやめている?
都内で社会人看護師をやっている私の知人の新卒3年以内の離職率を調べてみました。
なんとほぼ半分の人が3年以内に退職していることがわかります。
現役生より社会人看護師のほうが離職率は高そうですね。
社会人看護師計31名調査【はぴこ調べ@東京都】
離職率が高い病院の特徴
病院によって離職率もさまざまです。
都市部の病院
東京や神奈川、大阪など都市部の病院の離職率が高いというデータがあります。
都市部は忙しい病院が多いことに加えて、働き先がたくさんあるので転職してしまう人が多いようです。
病床数が少ない病院
多くの新卒看護師は教育が充実した規模の大きな病院に勤めます。
大きな病院の離職率が低い理由は保育園がある、奨学金制度で辞められない等が考えられます。
小さな病院はアットホームさが良いのですが、病院によっては新人をあまり受け付けないベテラン看護師も多いようです。
さいごに
たくさんの社会人看護師が新卒3年以内にやめていることがわかります。
私は新卒で入職した病院がとても忙しくて1年でやめてしまいましたが、いまは急性期だけど穏やかな病棟で自分らしく働けています。
俗にいう「とりあえず3年」に縛られることなく自分らしい看護師ライフを送れるといいですね。